- 使用方法 -
1. LHMを出来るだけ抜きます。
2. ハイドロクリーンを入れます。
3.1500〜5000km走ります。
4. ハイドロクリーンを抜いて、フィルタを掃除します。
5. LHMを入れます。
- 実際に使ってみました -
実験台になったのは1987年製のBX16TRS。
程々にメンテナンスはしてありますが、油圧系統はトラブルがあまりなかったので、LHMは1年半以上交換していませんでした。
1.まず入っていた LHMを抜いてみると、茶色どころか真っ黒なLHMが出て来ました(笑)
約3リットル抜けました。 代わりにハイドロクリーンを適正油量まで入れます。
ついでにフィルターも掃除します。
2. 入れてからしばらくするとハンドルが軽くなった気がします。起動も早くなりました。
とりあえず説明書にある通り、1500〜5000km走ります。
3. 5000km走りましたので、ハイドロクリーンを抜きます。見た目は綺麗なハイドロクリーンでしたが、よく見ると細かいスラッジが無数に入っていました。
4. ハイドロクリーンを入れる前に掃除したフィルタですが、こちらにも細かいスラッジが溜まっていました。
5. レベルゲージの底のキャップにはヘドロの様なスラッジ。
6. 綺麗に掃除します。
7. 新しいLHMを入れて終了。
体感できる効果として、
・エンジンを掛けてから車体が上がるまでの時間が短くなった。
・ハンドルが軽くなった。
・乗り心地が柔らかくなった。
が、挙げられます。
今回の実施車はBXでしたのでシンプルなハイドロニューマティックですが、ハイドロの回路が複雑でスラッジが溜まり易いハイドラクティブのエグザンティア、XM等の車に使ったらもっと劇的な効果があるのではないかと思われます。